トラブルシューティング

Rinkerの商品リンク手動設定方法!Amazon商品検索エラー発生時の対処方法!!

2022/02/24

WordPressのRinkerプラグインは非常に便利なプラグインです。

『カエレバ』を使っている人もいると思います。

ですが、商品リンクの管理ができるなどRinkerにはメリットが多いです。

しかし、Rinkerを使ってみるとエラーが発生して使えないことがあります。

具体的には「リクエスト回数が多すぎます」というエラーです。

これは、Amazonの商品検索でも楽天の商品検索でも起きることがわかっています。

Amazon、楽天でのエラーの解決方法は下記の記事で解説しています。

しかし、Amazonで起きるエラーは完全には解決できません。(その理由も上記記事で解説)

唯一、回避できる方法が商品リンクの手動作成です。

そこで、この記事で商品リンクの手動作成について詳しく解説します。

Amazonのエラーが回避できない場合は、こちらの方法を試してください。

この記事はこんな人にオススメ

  • RinkerのAmazon商品検索で「リクエスト回数が多すぎます」エラーが解決できない人
  • Rinkerの商品リンクの手動設定方法を詳しく知りたい人

実際のイメージとは異なります

当ブログは、Rinkerからポチップにプラグインを変更しました。
そのため、商品リンクはポチップで作成したものになっています。

Rinkerでも同じように商品リンクが作られますので、実際に作って確認してみてください。

Rinker商品リンクの手動設定(作成)手順

商品リンクの手動作成手順を具体的に説明するため、1つ状況を仮定します。

仮に、あなたが下記の商品リンクを作りたいと思ったとしましょう。

ここでは、この商品リンクを作るためのRinkerの設定手順を解説していきます。

作成したい商品リンク

  • 『iPad Air4』の商品リンクを作成したい
  • 楽天は、『iPad Air4』というキーワードで検索した結果のページへのリンクを作る
  • Amazonは、『iPad Air4』の商品詳細ページへのリンクを作る
  • 楽天よりAmazonへの誘導を優先したい

この条件で作った商品リンクの完成形を下に掲載しておきます。

それぞれリンクをクリックして上記のとおり動作することを確認してください。

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手動による商品リンク作成の事前準備

まず、商品リンクのリンク先となるAmazonと楽天市場のページを開いておきます。

リンク先のURLをRinkerに設定するとき、これらのページからURLをコピーするためです。

今回は、下の2つの図で示すページがリンク先になります。

※画像をクリックすると、そのページへジャンプします。

商品リンクからジャンプするAmazonのページ

ここからが手動作成解説のメインになります。

上のページへリンクが飛ぶ商品リンクを作っていきましょう。

Rinkerの商品リンク新規作成画面を開く

最初にWordPressの管理画面から新規作成画面を開きます。

下図の通り、WordPressのメニューから『商品リンク』->『新規追加』をクリックします。

Rinker商品リンクメニュー展開

すると、商品リンクの新規作成画面が開きます。

この画面で作成したい商品リンクができあがるように設定をしていきます。

商品リンクのタイトルとAmazonリンクの設定

開いた商品リンクの新規作成画面で上から順番に説明していきます。

まずは、タイトルとAmazonの商品詳細ページへのリンクです。

今回作成したい商品リンクを作るために、各設定項目には下表のように値を入れました。

なお、各設定項目の詳しい意味については、後ほど詳しく説明します。

Rinker商品リンクのタイトルとAmazonリンクの設定画面

設定項目設定値
タイトル2020 Apple iPad Air (10.9インチ, Wi-Fi, 64GB) - スペースグレイ (第4世代)
リンクの種類Amazon
タイトルリンクURLhttps://www.amazon.co.jp/s?k=ipad+air4&sprefix=iPad+A%2Caps%2C309&ref=nb_sb_ss_ts-doa-p_2_6
(事前準備で開いたAmazonページのURL)
ASIN(空欄のまま)
Amazon商品詳細URLhttps://www.amazon.co.jp/Apple-iPad-Air-10-9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%81-Wi-Fi-64GB/dp/B08J6JS8TD/ref=sr_1_3?keywords=ipad+air4&qid=1645583953&sprefix=iPad+A%2Caps%2C309&sr=8-3
AmazonKindle用URL(空欄のまま)
楽天市場商品コード(空欄のまま)
楽天市場商品詳細URL(空欄のまま)

商品タイトルと商品画像からはAmazonのページに飛ばしたいので、リンクの種類を『Amazon』と設定しました。

楽天市場は検索ページに飛ばしたいので、次の検索結果リンクの設定項目で設定します。

よって、ここでは楽天の商品コードと商品詳細URLは不要です。

自由ボタンと検索結果へのリンクの設定

次に自由ボタンと検索結果ページへのリンクの設定です。

先ほどと同じように下表に今回設定した値を掲載します。

Rinker商品リンクの自由ボタンと検索ワードの実際の設定画面

設定項目設定値
自由URLボタン1(空欄のまま)
自由URL1(空欄のまま)
自由URLボタン3(空欄のまま)
自由URL3(空欄のまま)
検索キーワードiPad Air4
Amazonボタン用URL(空欄のまま)
楽天ボタン用URLhttps://search.rakuten.co.jp/search/mall/ipad+air4/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_103_1_10000645
(事前準備で開いた楽天市場ページのURL)
Yahooボタン用商品URL(空欄のまま)
自由URLボタン1(空欄のまま)
自由URL1(空欄のまま)
自由URLボタン3(空欄のまま)
自由URL3(空欄のまま)

楽天市場ボタンは検索結果へ飛ばしたいので、ここで楽天ボタン用URLを設定しています。

また、今回は自由ボタンは使いませんので、すべて空欄にします。

商品画像の設定

続いて、商品リンクに表示される商品画像の設定です。

Rinker商品リンクの画像の設定画面

設定項目設定値
画像(小)(空欄のまま)
画像(小)の幅(空欄のまま)
画像(小)の高さ(空欄のまま)
画像(小)の他データ(空欄のまま)
画像(中)https://m.media-amazon.com/images/I/71TERFaiUQL._AC_SL1500_.jpg
画像(中)の幅132
画像(中)の高さ150
画像(中)の他データ(空欄のまま)
画像(大)(空欄のまま)
画像(大)の幅(空欄のまま)
画像(大)の高さ(空欄のまま)
画像(大)の他データ(空欄のまま)

Rinkerのショートコードは、画像(中)がデフォルトです。

なので、画像(中)のみを設定しています。

画像のURLは、Amazonの商品画像のURLにしました。

商品リンクに132×150の大きさで表示したいので、幅と高さも設定しています。

おじたか
ここでは詳しく説明しませんが、画像(小)や(大)はショートコードにオプションを指定すると使えます。

ブランドと値段の設定

最後の設定です。

ブランド名と値段の情報を入力します。

Rinker商品リンクのブランドと値段の実際の設定画面

設定項目設定値
ブランド名Apple(アップル)
フリーHTML(空欄のまま)
値段69080
値段取得日時2022/2/24 9:40
Amazon取り扱い無しチェックOFF
楽天取り扱い無しチェックOFF

商品リンクに値段情報が表示されない

上の表のとおり、値段と値段取得日時を設定しましたが、実際の商品リンクにはこれらは表示されません。

Rinker設定の『商品情報の再取得』で『再取得しない』としているときは値段が表示されません。(下図赤枠)

この設定のとき値段が表示されなくても正常ですので、注意してください。

Rinker商品情報の再取得設定

商品リンク設定のおさらい

ここまでの設定で、作りたかった商品リンクが作れています。

もう一度、今回作りたかった商品リンクがどんなものだったか見ておきましょう。

作成したい商品リンク

  • 『iPad Air4』の商品リンクを作成したい
  • 楽天は、『iPad Air4』というキーワードで検索した結果のページへのリンクを作る
  • Amazonは、『iPad Air4』の商品詳細ページへのリンクを作る
  • 楽天よりAmazonへの誘導を優先したい

そして、完成した商品リンクがこちらです。

Apple(アップル)
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各設定項目の詳しい意味

次は、各設定項目の意味を説明していきます。

各設定項目に何を設定すればいいのか理解を深めていただくのが目的です。

商品リンクのタイトルとAmazonリンクの設定

Rinker商品リンクのタイトルとAmazonリンクの設定画面

設定項目設定項目の意味
タイトル商品タイトル(下図参照)に表示する任意の文字列
※上図で「2020 Apple・・・」と書かれている項目のこと
リンクの種類商品タイトルの文字列と商品画像に設定するリンクを下記3つから選択
・Amazon:Amazonのリンクボタンと同じリンク先

・楽天市場:楽天市場のリンクボタンと同じリンク先
・フリーリンク:商品タイトルのURL
タイトルリンクURL商品タイトルの文字列に設定するリンクのURL
ASINAmazonのASIN(商品識別番号)
※空欄のままでもOK
Amazon商品詳細URLAmazonのリンクボタン(下図参照)に設定する商品詳細ページのURL
(リンクボタンをクリックしたときにジャンプするURL)
AmazonKindle用URLKindleのリンクボタンに設定する商品詳細ページのURL
(リンクボタンをクリックしたときにジャンプするURL)
楽天市場商品コード楽天市場の商品ページで取得する[itemid]
楽天市場商品詳細URL楽天市場のリンクボタンに設定する商品詳細ページのURL
(リンクボタンをクリックしたときにジャンプするURL)
Rinker商品リンク設定(タイトルとAmazon)

自由ボタンと検索結果へのリンクの設定

Rinker商品リンクの自由ボタンと検索ワードの設定画面

設定項目設定項目の意味
自由URLボタン1Amazon、楽天市場、Yahoo!以外のボタンを設置する場合、そのボタン名称
自由URL1Amazon、楽天市場、Yahoo!以外のボタンを設置する場合、そのボタンのリンク先
自由URLボタン3Amazon、楽天市場、Yahoo!以外のボタンを設置する場合、そのボタン名称
自由URL3Amazon、楽天市場、Yahoo!以外のボタンを設置する場合、そのボタンのリンク先
検索キーワード商品を検索するときに使うキーワード
Amazonボタン用URLAmazon商品検索結果ページのURL
楽天ボタン用URL楽天市場商品検索結果ページのURL
Yahooボタン用商品URLYahoo商品検索結果ページへのURL
自由URLボタン2Amazon、楽天市場、Yahoo!以外のボタンを設置する場合、そのボタン名称
自由URL2Amazon、楽天市場、Yahoo!以外のボタンを設置する場合、そのボタンのリンク先
自由URLボタン4Amazon、楽天市場、Yahoo!以外のボタンを設置する場合、そのボタン名称
自由URL4Amazon、楽天市場、Yahoo!以外のボタンを設置する場合、そのボタンのリンク先

自由ボタンについて補足します。

例えば、上の画像のように自由ボタン1と自由ボタンURL1に設定すると、下図のような商品リンクになります。

Rinker商品リンクー自由ボタン1有

自由ボタン1に設定した場合、任意の名称と任意のURLをリンク先に持つボタンを表示できます。

例えばafb(アフィb)など、Rinkerがデフォルトで持っていないASPへのリンクボタンを作れます。

自由ボタンは1~4まで用意されていて、使い方はどれも同じです。

商品画像の設定

Rinker商品リンクの画像の設定画面

設定項目設定項目の意味
画像(小)画像(小)のURL
画像(小)の幅画像(小)の幅(px)
画像(小)の高さ画像(小)の高さ(px)
画像(小)の他データ画像(小)の他のデータ ※詳細は不明
画像(中)画像(中)のURL
画像(中)の幅画像(中)の幅(px)
画像(中)の高さ画像(中)の高さ(px)
画像(中)の他データ画像(中)の他のデータ ※詳細は不明
画像(大)画像(大)のURL
画像(大)の幅画像(大)の幅(px)
画像(大)の高さ画像(大)の高さ(px)
画像(大)の他データ画像(大)の他のデータ ※詳細は不明

上の商品リンク作成手順でも述べましたが、商品画像は画像(中)がデフォルトです。

だから画像(中)だけ使っていればOKです。

使い方は、大中小、どれも同じとなります。

ブランドと値段の設定

Rinker商品リンクのブランドと値段の設定画面

設定項目設定項目の意味
ブランド名商品のブランド名
フリーHTML任意の情報やコメントなど
値段商品の値段
値段取得日時商品の値段を取得した日時
Amazon取り扱い無しチェックOFF(※詳細は不明)
楽天取り扱い無しチェックOFF(※詳細は不明)

商品リンクの作成手順でも説明したとおり、値段と値段取得日時は下記条件では表示されません。

値段情報が表示されない条件

  • Rinker設定の『商品情報の再取得』で『再取得しない』を設定しているとき

あと、『取り扱い無し』という設定があります。

こちらは挙動が不明です。

『楽天取り扱い無し』のチェックON/OFFを切り替えて、結果を確認してみました。

しかし、その違いが確認できませんでした。

また何かわかれば追記したいと思います。

この記事のまとめ

この記事は、Rinkerの商品リンク手動作成手順にフォーカスを当てて解説しました。

ここで述べたことをまとめておきます。

この記事のまとめ

  • Rinkerで「リクエスト回数が多すぎます」というエラーが出る
  • Amazonの商品検索で発生するこのエラーは完全に解決できない
  • そのため、商品リンク手動生成が必要となる
  • Rinkerの仕様には、まだ不明な箇所がいくつかある

Rinkerは便利なプラグインです。

WordPressで商品リンクを管理できるのが嬉しいです。

そして、ショートコードで記事に貼り付けるので修正も簡単にできます。

興味があれば、Rinker関連の記事を参照しながらRinkerを使ってみてください。

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おじたか

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